チャリティーということ

    昨日、イギリス人の親切さについてうんちくを垂れたので、ちょっと補足。チャリティーという言葉は、日本語では慈善(施し)と訳されることが多いけど、私はむしろ隣人愛に近い意味合いで使っている。実際、聖書の現代英語訳では"love"と訳されている語が,一昔前の定番King James版では"charity"となっていた。compassion(共感、他者の痛みを感じること)と言ってもよさそうだ。

    北欧の福祉制度はえらく発達している。しかし実際に暮らした北欧で一番私を驚かせのは、あからさまに困っている人がいても、はっきりと助けを求められても、見て見ぬ振りをする人々だった。あんなに寒い土地で隣人愛まで失くしたら、残るのは税金と福祉予算だけだ。個々の共感力を当てにできないから制度を整えるしかなかったのかな、なんて思ってしまう。

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    シカ

    Author:シカ
    夫のカエルとともにヨーロッパに住むシカです。シカは日本生まれですが、ここ20数年イギリス、フィンランド、ノルウェー、スペイン、ドイツ、振り出しに戻る(イギリス)と流れてきました。カエルはフランス生まれです。詳しくは自己紹介ページへ。

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