好き嫌い、嫌い

    「サラダは嫌い」→あっそう。

    「玉ねぎ嫌い」→あっそう。玉ねぎ抜きで作れるものって少ないね。

    「野菜は好き。インゲンとか、グリーンピースとか」→インゲンとグリーンピースの茹でたのを出す→一口も食べない→いつもの(フランス風の)料理法じゃないから、嫌→てか、ここイギリスだし、私フランス人じゃないし。

    「ズッキーニは嫌い」→一口も食べない→前もって嫌いかどうか訊かなかったからねぇ。

    「カレー大好き、でも辛いもの嫌い」→甘口のお子様カレーを作ってやったが、半分以上残す。フランスのインド屋のと味が違いましたかね。

    「肉は嫌い、鶏は好き」→知るか。

    スパゲッティボロネーズを出したら、玉ねぎも肉も嫌いなはずなのにえらい勢いで食べ始めた。が、しかし‥‥半分ぐらいで急に皿の上で弄び始め、結局お残し〜。そんなに不味かったなら、最初の勢いは何だったんだ?

    私の作るものが一般的な味覚で不味いわけじゃないことは、彼女らの祖母(私の義姉)の食べっぷりから明らかだ。外国料理にほとんど馴染みのないフランスの70歳が美味しいと言ってお代わりして食べてるんだから。

    でもね、お嬢さん方、この叔母さんが作るご飯がそこまで嫌いなら、外で食べておいでよ。自分で英語で注文してお金英ポンドで払ってさ。一週間、毎晩飯食いに帰ってこなくていいんだぜ。

    フランスやスペインの子供は好き嫌いしないようには教えられてないから、それは仕方ないけど、作った本人の前でどっさり残す13歳二人って、私も好き嫌いで言うなら嫌いだわ。自分の好みをいろいろ考えた上で人が作ってくれた食べ物だってこと、分かってないとしたら幼すぎるし、分かってて残すんなら傲慢すぎる。

    続きを読む

    テーマ : フランス
    ジャンル : 海外情報

    火事場の馬鹿力(滞在許可)

    居住許可証の有効期限を読み間違えていて、期限2週間過ぎてもグズグズしていたら当局から電話と手紙が来てしまった。“退去勧告”に見える文面。見れば見るほどあやしくてドキドキする。ってつまり、私って不法移民? そういうつもりじゃないんです、不法じゃなくて不注意な移民ですって、言ったら分かってもらえるとも思えない。

    わーどうしよう。

    普段ヘタレでヘタレで、ドアマットみたいに踏みつけられても文句なんか言う元気がどこにもない私。でもこの件は命と言わないまでもかなり大事なものがかかっている。わしっと電話機を掴み、“言うことがあるんだったら今日ここに電話しなさい”と書いてある番号にかけた。

    「あのー、こうゆう電話と手紙が来たんですけど」
    「はいはいシカさんですね。あなた不法移民ですね」
    「いえいえ、配偶者を伴う権利を行使しているEEA市民の妻ですから、英国に留まる権利がございます」
    「あらっ、そうですか。その話聞いてなかったんで。じゃあ婚姻証明書と夫さんのパスポートのコピー送ってくれれば、こっちのデータベース修正しときますよ」
    「なんであんな手紙が来たんですか」
    「多分、期限の切れてる人に自動的に送ってるんで、行っちゃったんでしょう。配偶者がEEAってのがパッと出なかったかなんかの理由で」

    なんだよ〜、昨夜から半日で白髪が20本増えたじゃないか!

    私っていつも、ここぞという時には健常人並みの勇気と行動力を発揮する。だから保護してもらえないのね、シカなのに。

    テーマ : イギリス生活
    ジャンル : 海外情報

    おフランス女性ご一行様、おなりぃ〜

    夫の姉とその孫娘二人(私から見ると“又姪”というらしい)が到着した。これから一週間のご滞在となる。んで、三人とも、英語できないんだわ〜。しかも夫は明日と明後日出張で居なくなるんだわ〜。どうしましょうどうしましょう。

    13歳のお嬢様方には別棟をあてがっておいた。バスルーム付きの独立した部屋で女の子二人、早くもガールズトークで盛り上がっているようだ。母屋に入り浸られるよりこっちも楽だし、まずはよしよし。

    母屋の客室に泊まる義姉とは言葉はあまり通じないけど、優しくて洞察力のある人だし、前にも1週間ぐらい泊まりに来たことがあるし、お互い気を使いすぎることはなさそう‥‥たぶん。

    どうしましょうどうしましょうと言っておきながら、今夜はとりあえず、夫におフランス女性ご一行様を任せて、私ひとりでミッツィの家に飲みにいきます。ご近所さん何人かで庭に集まってムサカを食べつつワインざんまいだそうです。ギリシャ人の母を持つミッツィのムサカ、たのしみ!

    テーマ : フランス
    ジャンル : 海外情報

    壊れはじめた心

    この記事はブロとも、もしくはパスワードを知っている方のみ閲覧できます
    パスワード入力
    ブロとも申請

    北欧人のドタ入り(ドタキャンの逆)

    日本で働いているノルウェー人の元教え子が休暇でヨーロッパに来ているのは知っていた。昨日、私がたまたまFB上でノルウェー語で投稿したのを見て、「そういえば今ロンドンにお住まいなんですよね。遊びにいきたい!」とメッセージが。そのうち、の話だろうと「どうぞどうぞー」と返事したら、「明日か明後日からでいいですか」。

    いきなりなんだよね、君たちは。北欧人からこの手のドタ入りされたことは、一度や二度じゃないのだ。

    フィンランド人1:お宅に泊まっていいですか→お宅に1ヶ月泊まっていいですか→母も連れて行っていいですか→犬も連れて行っていいですか
    フィンランド人2:日本に行くので緊急連絡先にご両親の住所を教えてください→ある日突然 “今、東京駅にいます。今夜泊まるところがありません”と私の親に電話→1週間逗留→ある晩帰ってこない→翌日昼過ぎ、“今、北海道にいます。来週帰ります”と電話
    ノルウェー人1:二ヶ月先にロンドン行くよ〜→今夜中だけど、明日の朝着いていい?→来客中ゆえメール見てなかった私から返事がないので焦ってロンドン旅行キャンセル
    ノルウェー人2:今回

    もしかして、おまいら、田舎者? 知り合いの家は、突然戸を叩いても必ず誰かいて泊めてくれる場所なのかね。のどかで可愛らしいけれど、おまいらの生まれた北の山里以外の場所でやると、来る方も迎える方もビックリだよね。

    そんなわけで明日から数日間うちに猫アレルギーの美少年がいます。

    テーマ : 北欧
    ジャンル : 海外情報

    奇妙な子供

    ジョニ・ミッチェルの歌にある一節:
    Even the war and the navy couldn't bring him to maturity

    「ずいぶんいろんな国に住んで経験豊かなんですね」と他人には言われるのに、夫には「君は若々しいんじゃなくて子供じみてる」と看破されてしまう。どんな辛酸を舐めても大人になれない・ならない。この歌を聴いているとジョニ・ミッチェルの立場の夫が気の毒になる。

    A strange boy is weaving
    A course of grace and havoc
    On a yellow skateboard
    Thru midday sidewalk traffic
    Just when I think he's foolish and childish
    And I want him to be manly
    I catch my fool and my child
    Needing love and understanding

    What a strange strange boy
    He still lives with his family
    Even the war and the navy
    couldn't bring him to maturity

    He keeps referring back to school days
    And clinging to his child
    Fidgeting and bullied
    His crazy wisdom holding onto something wild
    He asked me to be patient
    Well I failed
    "Grow up!" I cried
    And as the smoke was clearing he said
    "Give me one good reason why"

    What a strange strange boy
    He sees the cars as sets of waves
    Sequences of mass and space
    He sees the damage in my face

    We got high on travel
    And we got drunk on alcohol
    And on love the strongest poison and medicine of all
    See how that feeling comes and goes
    Like the pull of moon on tides
    Now I am surf rising
    Now parched ribs of sand at his side

    What a strange strange boy
    I gave him clothes and jewelry
    I gave him my warm body
    I gave him power over me

    A thousand glass eyes were staring
    In a cellar full of antique dolls
    I found an old piano
    And sweet chords rose up in waxed New England halls
    While the boarders were snoring
    Under crisp white sheets of curfew
    We were newly lovers then
    We were fire in the stiff blue-haired house rules


    © 1976; Crazy Crow Music
    プロフィール

    シカ

    Author:シカ
    夫のカエルとともにヨーロッパに住むシカです。シカは日本生まれですが、ここ20数年イギリス、フィンランド、ノルウェー、スペイン、ドイツ、振り出しに戻る(イギリス)と流れてきました。カエルはフランス生まれです。詳しくは自己紹介ページへ。

    引用・転載は原則として歓迎ですが、事前にご一報ください。どのような論旨・目的での引用・転載か、把握しておきたく存じます。

    最新記事
    最新コメント
    カレンダー
    プルダウン 降順 昇順 年別

    07月 | 2015年08月 | 09月
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 31 - - - - -


    カテゴリ
    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    リンク
    フリーエリア
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR