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    喧嘩しないで!

    お昼時と午後の2回、珍しく声を荒げて夫婦喧嘩をした。原因は私の不注意事件(2件続発)。1回目の直後にネコが異様な高い鳴き声をあげて私にかかってきた。「イヤ!」という時の独特に張りつめた顔をしているので、引っ掻かれる前にかわした。2回目の時は、夫に甘えるそぶりをしていて不意にガブリと彼の手を噛んだ。甘噛みじゃなく、血が出るぐらい本気で。

    ネコは大きな声と不穏な空気にすごいストレスを感じたのだ。それを怒りに転化したのに私はちょっと驚いた。私が子どもだった頃、絶え間ない両親の諍いに私は傷つき、怯え、うんざりこそすれ、怒りは感じなかった。子どもが怒ったところでどうにもならないという、人間の子ならではの諦観だったのだろうか。

    実際、私が怒ったところで親は「子どもはあっちへ行ってろ」とだけ言って相互破壊を続けただろう。これが猫だったら、はたと考えたかもしれない。猫の圧倒的可愛さによる骨抜き力は、人間のジャリがかなうもんじゃない。

    夕食の時夫に、「ネコが怒ってたね」と言うと、「そりゃそうだろ。僕だって小さい頃、両親が喧嘩してると頭にきてオモチャの消防車で二人を叩いたりしたよ」。へえ? 人間の子でも、ストレスに怒りで反応する場合もあるんだ? 「それでご両親、喧嘩やめた?」「そこまでは覚えてない」‥‥。私の仮説を擁護するため、ディディエちゃん(3)の消防車ごときでは鎮火には至らなかったと思いたい。

    しかるに。私は人生の初めっからもっと怒った方がよかったのかな。自滅的というか鬱的というか、大人になってからの私はあまりバランスがよくない。それに比べ、時と場合によっては相手を怒鳴り散らすことのできる夫は、わりあい前向きで明るく生命力がある。親の喧嘩の震度と、その時感じた恐怖が私のほうが大きかっただけかもしれないけど。
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    プロフィール

    シカ

    Author:シカ
    夫のカエルとともにヨーロッパに住むシカです。シカは日本生まれですが、ここ20数年イギリス、フィンランド、ノルウェー、スペイン、ドイツ、振り出しに戻る(イギリス)と流れてきました。カエルはフランス生まれです。詳しくは自己紹介ページへ。

    引用・転載は原則として歓迎ですが、事前にご一報ください。どのような論旨・目的での引用・転載か、把握しておきたく存じます。

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