Lazy people, dishonest people

    「怠惰な人々、不実な人々‥‥or what has become fashionable to call the disaffected, differently motivated(この頃では不満分子とか目的が異なるとか呼ぶことになっている人々)」と、架空の政治家にして殺人者アークハートが吐き捨てるように形容した層。

    うちのドイツ人店子は“親友”の水商売女性への又貸しに加え、自分のポーランド人の母親もこの家に住まわせ、母親はこの住所で“All Refurblishment Ltd.”なる会社を登録し“事業”をしていた。肩書きは“CEO-Housewife”。冗談じゃないです。登記に、本当にそう書いてあるんです。さらに、この住所で、カウンシルから家賃補助を騙しとっていた。

    イギリス人でもなく、働いてもおらず、居住(住民税納入)実績もないポーランド人が、EU市民であるだけでイギリスの公金を使って素敵な家にタダ同然で住める。こういうのを目の当たりにすると、貧乏くじ引いた気になる非EU市民は私だけじゃなかろう。

    自慢じゃないが、私はノルウェーで2ヶ月間生活保護を受けたことがある。前夫の許から夜逃げして直後の2ヶ月間だ。それでさえ、福祉事務所で人間の尊厳を木っ端微塵に踏みにじられたうえ、ノルウェー語学校と“労働実習”に朝6時から夜8時まで通いながらのことだった。以来、頭の上に屋根と所要カロリーを満たす飼料を自力で調達できる限りは一度も、他人(社会)から施しをもらおうと思ったことはない。

    これはバカ正直、武士は喰わねど高楊枝なのか? コテコテの資本主義・保守なのか?

    なんと言われても、福祉国家で国家による学資ローンを受けて大学に行き在学中に妊娠出産し、それによってローン返済を免除され学位を得てそこそこに就職し、半年後に二人目を妊娠、産前に3ヶ月“病欠”し、産後1年間育児休暇をとり、復職3ヶ月後に三人目を妊娠‥‥その間ずっと、児童手当子供一人頭5万円相当だかと一人親手当いくらか知らないが受け取っている‥‥というような人々を大勢知っていると、社会主義って素晴らしいとは思わなくなる。

    そういう発想だと、うちの店子のしたようなことは、良心の呵責がどうのという範疇にも入らないぐらい真っ当な行いなのだろう。

    雨ニモマケズ、風ニモマケズ嘘ヲツク、そういう人に私はなりたかった。

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    シカ

    Author:シカ
    夫のカエルとともにヨーロッパに住むシカです。シカは日本生まれですが、ここ20数年イギリス、フィンランド、ノルウェー、スペイン、ドイツ、振り出しに戻る(イギリス)と流れてきました。カエルはフランス生まれです。詳しくは自己紹介ページへ。

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